【現地レポート】テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は25日、男子シングルス2回戦が行われ、第5シードの
錦織圭が世界ランク40位の
A・クズネツォフ(ロシア)に6-3, 6-3, 6-3の快勝で、3回戦進出を果たした。試合後の会見で、3回戦で対戦する元世界ランク7位の
F・ベルダスコ(スペイン)について錦織は
R・ナダル(スペイン)のようなプレースタイルと話した。
>>全仏オープン対戦表<<両者は今回が4度目の対戦で、過去は錦織から1勝2敗。
会見で錦織は「ラファ(ナダル)みたいなプレースタイル。前(今年4月のルーマニア大会)にクレーで優勝していますし、タフな相手」と気を引き締めた。
32歳のベルダスコはキャリア通算7大会で優勝しており、世界ランキングの自己最高は2009年の7位。同年の全豪オープンではベスト4へ進出。また、今年の全豪オープンでは1回戦でナダルを破る番狂わせを起こした。
今大会は1回戦で第33シードの
S・ジョンソン(アメリカ)、2回戦で
I・ドディグ(クロアチア)を下しての勝ち上がり。
一方、錦織は1回戦で
S・ボレッリ(イタリア)、2回戦でクズネツォフを破り、3回戦へ進出している。
昨年の全仏オープンでは日本男子で1933年の
佐藤次郎以来82年ぶりとなるベスト8進出の快挙を成し遂げた。今年はグランドスラム初優勝を狙う。
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