【現地レポート】テニスの全仏オープン・ジュニア2016の本戦出場権をかけた「全仏オープン・ジュニア2016 ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES パリ決勝大会」(フランス/モンルージュ、レッドクレー)に出場する
田島尚輝が19日のインタビューで今大会の意気込みなどを語ってくれた。
>>全仏オープン・ジュニア特集<<今大会は世界4カ国(中国・インド・ブラジル・韓国)の予選大会優勝選手たちと全仏オープン・ジュニアの出場権をかけて戦う。田島は、今年3月の日本予選大会の決勝で
清水悠太を下して優勝した。
「明日(20日)はリーグで負けたら終わりなので、しっかり2勝して決勝トーナメントへいければと思います。地元のトップ選手とも練習出来て、コンディションはいい感じです。」と本戦出場を意気込んだ。
サービス時の田島尚輝
続けて「今回、日本予選の第1回大会だった。僕がしっかり勝って、来年もまた日本で予選大会が出来たらと思います。滅多にないチャンスで、たまたま今年は日本で開催された。そのチャンスを活かしたいです。」とコメント。
憧れの選手は
R・フェデラー(スイス)と話す田島は「ネットにつめるタイミングなどを参考にしています。少しでもチャンスがあればネットで決めろと、普段から米沢コーチに言われているので意識しています。」と攻撃的なプレースタイルに磨きをかけている。
ボレーをする田島尚輝
世界のトップで活躍する
錦織圭については「ボールに入るタイミングやフットワークが参考になる。」と述べた。
ボレーが好きと話す田島。試合中は強烈なフォアハンドとバックハンド、さらに時速200キロのサービスを放つ。意外にもジュニア時代はフォアハンドが苦手だったようで「小さい頃はフォアハンドが下手で、つなげるだけだった。最近はパワーもついてきて、打てるようになった。」
最後に趣味はお笑いの動画を見ることと言い、好きな芸人はアンジャッシュと笑顔で答えた。
また、女子では日本予選大会で優勝の
清水綾乃、決勝で惜敗するも世界ジュニア・ランキングで次点につけている
佐藤久真莉も出場している。
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