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男子テニスツアーのジュネーヴ・オープン（スイス/ジュネーヴ、クレー、ATP250）は１６日、シングルス１回戦が行われ、主催者推薦枠で出場のＪ・ティプサレビッチ（セルビア）は第６シードのＦ・デルボニス（アルゼンチン）に1-6, 6-7 (6-8)のストレートで敗れ、ツアー復帰戦は黒星となった。

この試合、３度のブレークを許して第１セットを落としたティプサレビッチは第２セットで粘りを見せタイブレークまで持ち込むも、最後はポイント連取を許し、１時間４３分で敗れた。

ツアー４勝の実績を誇る元世界ランク８位のティプサレビッチは、今シーズン４月に下部大会のプロスペリータ・オープンで復帰。今大会は昨年の全米オープン以来、約８か月ぶりのツアー復帰戦だった。

ティプサレビッチは過去に２度ATPワールドツアー・ファイナルに出場する活躍を見せるも、近年は怪我との戦いが続き、思うような成績を残せていない。また、特に錦織圭（日本）と相性が良く、過去の対戦では５戦全勝としている。

一方、勝利したデルボニスは２回戦で世界ランク３９位のＴ・ベルッチ（ブラジル）と同８１位のＭ・ククシュキン（カザフスタン）の勝者と対戦する。

主なシード勢は第１シードにＳ・ワウリンカ（スイス）、第２シードにＤ・フェレール（スペイン）、第３シードにＭ・チリッチ（クロアチア）、第４シードにＪ・イズナー（アメリカ）で上位４シードは１回戦免除で２回戦からの登場。

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