男子テニスツアーの下部大会であるボルドー・チャレンジャー(フランス/ボルドー、レッドクレー、ATPチャレンジャー)は10日、シングルス1回戦が行われ、第4シードで世界ランク88位の
ダニエル太郎(日本)は予選勝者で同265位のD・メドジェーヴェフ(ロシア)に6-7 (5-7), 2-6のストレートで敗れ、3大会ぶりの初戦敗退となった。
この試合、ダニエル太郎は4度のブレークチャンスを1度もブレークにつなげることが出来ずタイブレークの末に第1セットを落とすと勢いを失ってしまい、1時間30分で敗れた。
今シーズン序盤、ダニエル太郎は思うような成績を残せずにいたが、4月のモンテカルロ・ロレックス・マスターズで予選を勝ち上がり、本戦1回戦で
A・マンナリノ(フランス)を下してマスターズ初勝利をあげた。
その後も、BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィーとエストリル・オープンで続けて初戦突破を果たすなど、クレーコートシーズンに入ってから調子は上向いていたが、今大会は4大会ぶりの初戦敗退となった。
一方、勝利したメドジェーヴェフは2回戦で
D・ヒメノ=トラベール(スペイン)と対戦する。
また、今大会では第1シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)をはじめ、上位5シードが初戦敗退の波乱が起こっている。
■関連ニュース■
・ダニエル、対戦相手と口喧嘩・ダニエル太郎 僅差で2位に・ダニエル太郎 中国で事故に遭う