女子テニスツアーのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、プレミア5)は9日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク45位の
土居美咲(日本)が元世界ランク11位の
A・コルネ(フランス)に7-6 (7-2), 6-1のストレートで勝利し、初戦突破を果たした。
2回戦では第10シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)と元全仏女王の
F・スキアボーネ(イタリア)の勝者と対戦する。
今シーズン、土居は2月の台湾オープンで準優勝。3月のサンアントニオ・オープンでは優勝する活躍を見せ、現在は世界ランキングでリオ・オリンピック出場圏内の45位としている。
前週のムチュア・マドリッド・オープンでは優勝の
S・ハレプ(ルーマニア)に敗れ、初戦で姿を消した。昨年のBNLイタリア国際では予選を突破するも、初戦で敗れた。
一方、敗れたコルネはツアーで5度優勝しており、世界ランキングでは2009年に自己最高の11位を記録。2008年のBNLイタリア国際では決勝進出を果たした。
今大会のシード勢は第1シードが
S・ウィリアムズ(アメリカ)、第2シードが
A・ケルバー(ドイツ)、第3シードが
G・ムグルサ(スペイン)、第4シードが
V・アザレンカ(ベラルーシ)、第5シードが
P・クヴィトバ(チェコ共和国)、第6シードがハレプ、第7シードが
R・ビンチ(イタリア)、第8シードが
C・スアレス・ナバロ(スペイン)。上位8シードは1回戦免除で2回戦から登場する。
昨年は
M・シャラポワ(ロシア)が決勝でスアレス・ナバロを下し、3度目の優勝を飾った。
■関連ニュース■
・土居美咲「崩せていれば」・土居美咲 ハレプに58分で完敗・土居美咲がツアー初優勝