男子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は5日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク21位の
N・キリオス(オーストラリア)が同27位の
P・クエバス(ウルグアイ)を7-6 (7-5), 4-6, 6-3のフルセットで下し、大会初の8強入り。この結果、第6シードの
錦織圭(日本)は準々決勝で難敵のキリオスと対戦することが決まった。
>>マドリッド・オープン対戦表<<両者は今回が3度目の対戦で、過去は錦織の2連勝。直近は3月のマイアミ・オープン準決勝で、錦織がストレートで勝利した。
21歳のキリオスは気性が荒いことでも知られており、近年では何度か問題を起こしテニス界を騒がせていた。昨年のムチュア・マドリッド・オープンでは2回戦で
R・フェデラー(スイス)を下す金星をあげた。
今大会は1回戦で
G・ペラ(アルゼンチン)、2回戦で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)を破った勢いで3回戦ではクレーコートを得意とするクエバスを下し、ここまで勝ち進んでいる。
一方、錦織は同日の3回戦でこれまで1度も勝利したことが無かった第10シードの
R・ガスケ(フランス)を6-4, 7-5のストレートで下し、4年連続のベスト8進出を果たした。
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