女子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、プレミアマンダトリー)は2日、シングルス2回戦が行われ、予選勝ち上がりで19歳の
L・キリコ(アメリカ)が第14シードで元世界ランク1位の
A・イバノビッチ(セルビア)を5-7, 6-1, 6-3の逆転で下し、ベスト16進出を果たした。
この試合、第1セットを落としたキリコだったが、第2セット以降はファーストサービスが入った時に71パーセントの確率でポイントを獲得。自身は5度のブレークに成功して2時間4分で勝利した。
3回戦では、第4シードで元世界ランク1位の
V・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。両者の対戦は今回が初めて。
現在19歳のキリコは、4月のボルボ・カー・オープン1回戦で
大坂なおみ(日本)、2回戦で
L・サファロバ(チェコ共和国)を下してベスト16まで勝ち進む活躍を見せていた。
また今大会、世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が体調不良のため欠場し、第1シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)、第2シードの
A・ケルバー(ドイツ)は初戦敗退。同日に行われた2回戦では第3シードの
G・ムグルサ(スペイン)が敗れるなど、波乱が起きている。
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