女子テニスツアーのボルボ・カー・オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTAプレミア)は5日、シングルス1回戦が行われ、
奈良くるみ(日本)と予選を勝ち抜いた
大坂なおみ(日本)が初戦敗退となり、今大会は日本勢全滅となった。
この日、世界ランク84位の奈良は同61位の
Y・プチンセワ(カザフスタン)に、第1セット序盤でブレークされてリードを許す展開に。その後はタイブレークへ持ち込むもセットカウント0-1とし、第2セットは1ゲームも取ることが出来ず、6-7 (4-7), 0-6のストレートで敗れた。
予選勝者の大坂はL・チリコ(アメリカ)から第1セットを先取したが、6-3, 1-6, 1-6の逆転で敗退。
前日の4日には第16シードの
土居美咲(日本)が世界ランク63位の
K・ボンダレンコ(ウクライナ)に6-4, 3-6, 1-6の逆転で敗れて初戦敗退となったため、今大会から日本勢は姿を消した。
また5日には2回戦も行われ、今年の全豪オープンでグランドスラム初優勝を飾った第1シードの
A・ケルバー(ドイツ)は世界ランク80位の
L・アルアバレナ(スペイン)に大苦戦するも、6-2, 5-7, 7-6 (7-3)のフルセットで振り切り、辛くも3回戦進出を決めた。
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