女子テニスツアーのSARラ・プリンセス・ラーラ・メリヤム・グランプリ(モロッコ/ラバト、クレー、WTAインターナショナル)は30日、シングルス決勝が行われ、第1シードで世界ランク15位の
T・バシンスキー(スイス)が予選勝ち上がりで同186位の
M・イラコビッチ(ニュージーランド)を6-2, 6-1のストレートで下し、今シーズン初優勝を果たした。
この試合、ファーストサービスが入った時に81パーセントの高い確率でポイントを獲得したバシンスキーはイラコビッチに1度もブレークチャンスを許さず、1時間7分で栄冠を掴んだ。
今季初優勝となったバシンスキーは昨年3月のモンテレイ・オープン以来、約1年2カ月ぶり、キャリア通算4度目のタイトル獲得となった。
昨シーズンはツアーで2度の優勝、全仏オープンでは四大大会で自身初となるベスト4進出を飾るなど大きな飛躍を遂げ、10月には自身初のトップ10入りとなる10位を記録した。
バシンスキーは30日開幕のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTAプレミアマンダトリー)に第10シードで出場。1回戦で世界ランク29位の
A・ペトコビッチ(ドイツ)と対戦する。
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