男子テニスツアーの下部大会であるモストレス・フューチャーズ(スペイン/モストレス、ハード)は29日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
サンティラン晶(日本)が第2シードのR・オヘーダララ(スペイン)を6-3, 6-2のストレートで下し、決勝進出を果たした。
この試合、ファーストサービスが入った時に82パーセントの確率でポイントを獲得したサンティランは、オヘーダララに1度もブレークを許さず、1時間15分で勝利した。
決勝では、第1シードのA・エスコフィエ(フランス)と対戦する。
18歳のサンティランは、東京生まれでオーストラリア人の父親と日本人の母親を持つハーフ。オーストラリアに国籍を置いていたが、日本に変更した。昨年の全豪オープンジュニアのシングルスでベスト4進出。ウィンブルドンジュニアのダブルスでは準優勝を飾った。
また、今年3月のマドリード・フューチャーズで優勝を飾り、4月18日付の世界ランキングでは自己最高の462位を記録した。
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