スポーツの各分野で活躍した選手やチームに送られるローレウス世界スポーツ賞2016の表彰式が18日に行われ、年間最優秀男子選手に男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が2年連続で選ばれた。ジョコビッチは自身の公式フェイスブックで受賞の喜びと想いを綴った。
ジョコビッチは「今夜は自分と自分のチームにとって素晴らしいものになった。最高のアスリート達の中に自分の名を連ねられたことを恐れ多く思いつつ、喜びで満ちた気持ちでいる。今回ノミネートされたアスリートや、受賞したアスリートに祝福の気持ちを伝えたい。」
「自分に投票してくれたローレウスのメンバーや、各スポーツ・メディアの方々にも感謝の気持ちを表したい。そしてこれまで応援してくれたファンの方々、そして信じてくれている方々にも感謝したい。」と、全ての人々へ感謝の言葉を綴った。
また「自分個人の経験からしか語れないが、どこの出身だろうが、何を持って生まれてこようが、素晴らしいことを達成するのは全く不可能ではない。あらゆる欠点や限界は誰にもあるが、どんな世界でも最高のことを達成できるもの。」
「どの靴を履くかを選択しても、我々の誰もが、そしてどんな人でも、その人が選んだ靴を履いて素晴らしいことを成し遂げられるものである。」と持論を展開しつつ、このコメントを読んでいる全ての人々へ勇気と希望を与えていた。
ローレウス世界スポーツ賞、年間最優秀男子選手を過去に受賞したテニス選手は2005年から2008年にかけて
R・フェデラー(スイス)が4年連続年間最優秀男子選手を受賞、2011年に
R・ナダル(スペイン)、2012年にジョコビッチが受賞し、今回は3度目の受賞となる。
また、今年の年間最優秀女子選手には女子世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が6年ぶり3度目の受賞を果たした。
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