男子テニスツアーの米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は9日、シングルス準決勝が行われ、昨年覇者で第4シードの
J・ソック(アメリカ)は元世界ランク10位の
J・モナコ(アルゼンチン)に6-3, 3-6, 5-7の逆転で敗れ、2連覇とはならなかった。
この試合、第1セットを先取したソックだったが、第2セットでブレークを許してセットカウント1-1とされると流れはモナコへ傾く。ファイナルセットでは3度のブレークを許し、2時間18分で敗れた。
昨年の同大会では1回戦で1セットを落としたが、その後は1セットも落とさずにツアー大会初のタイトルを獲得。今大会でも決勝まで1セットも落とさずに勝ち上がっていた。
ソックは今年1月のASBクラシックで決勝へ進出するも、体調不良による途中棄権で準優勝。今大会で今シーズン2度目の準優勝となった。
また、昨年優勝を飾っているソックは100ポイントを失い、11日に発表された世界ランキングでは順位を2つ落とし、27位へ後退した。
一方、勝利したモナコは2013年のデュッセルドルフ大会以来3年ぶり9度目のタイトル獲得となり、11日の世界ランキングでは148位から62上げて86位へ浮上した。
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