男子テニスツアーの下部大会であるグアドループ・オープン(フランス/グアドループ、ハード)は8日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードの
伊藤竜馬は第2シードの
T・フリッツ(アメリカ)に7-6 (7-3), 4-6, 4-6の逆転で敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
この試合、伊藤は第1セットをタイブレークの末に先取するも、第2セット以降は4度ブレークされるなど主導権を掴むことが出来ず、2時間9分で敗れた。
伊藤は2月の島津全日本室内テニス選手権大会1回戦で足首を捻り初戦敗退。復帰戦となった前週のマイアミ・オープン男子では、1回戦で
N・マウー(フランス)を下してマスターズ初の勝利をあげた。
一方、勝利したフリッツは準決勝で第3シードで世界ランク94位の
M・ジャジーリ(チュニジア)と対戦する。両者は今回が初の対戦。
今シーズン、フリッツは1月の全豪オープンでは予選を勝ち上がり、グランドスラム本戦初出場。2月のメンフィス・オープンでは第2シードの
S・ジョンソン(アメリカ)らを破りツアー初の決勝進出を果たし、
錦織圭に敗れるも準優勝を飾るなど、大きな飛躍を遂げているアメリカ期待の星。
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