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錦織 ジョコに敗れ「ショック」

男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/ マイアミ、ハード、ATP1000)のシングルス決勝戦で、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)に3-6, 3-6の完敗でマスターズ初優勝を逃した同6位の錦織圭が7日に自身の公式ブログを更新し「何もできず負けてしまいショックでした。」と綴った。

>>マイアミ・オープン 対戦表<<

「マイアミから戻って少しお家でゆっくりしてました。マスターズで2回目の決勝進出できたので充実した1週間でした。」と準優勝の錦織はマイアミ・オープン男子で手応えを感じていた。

決勝へ駒を進めた錦織がマスターズ初優勝をかけて対戦した相手は王者ジョコビッチ。両者は今回が9度目の対戦で、錦織は対ジョコビッチ戦を2勝7敗とした。今年の全豪オープンでもジョコビッチに完敗し、今回の敗戦で2014年の全米オープン準決勝からジョコビッチに6連敗となった。

「決勝のジョコビッチ戦はなにか今までの負け方を打開したかったんですが、彼のディフェンスの高さと完璧な戦いに何もできず負けてしまいショックでした。」と率直な想いを綴った。

マスターズ初優勝を今季の目標に掲げている錦織にとって、上位シード勢が次々と早期敗退を喫したマイアミ・オープン男子は最大のチャンスでもあった。

「体調もばっちりでテニスの調子も良かったので期待してましたし戦術のプランもしっかり持っていきましたがほとんどできませんでした。やっぱりしたいテニスをさせてくれないのがナンバー1の選手ですね。。」とジョコビッチに脱帽。

G・モンフィス(フランス)との準々決勝で崖っぷちから大逆転勝利をおさめたことについては「マッチポイント5本ぐらい凌いでの決勝進出なのでよくやったと思います。」と自己評価した。

続けて「暑いなか集中力切らさず最後までファイトできたので得たものもたくさんあったと思います。」と錦織。

今後については「バルセロナ、マドリード、ローマ、フレンチと続きます。」と綴り、最後は「昨年のようにクレーでいい結果が出せるように今週来週まずはクレーに慣れていい戦いできるようにします!」と、クレーコートシーズンへ向けて意気込んだ。






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