国内テニスツアーの下部大会であるITFフューチャーズの筑波大学MEIKEIオープンテニス(茨城県/つくば市、ハード)は3日、シングルス決勝が行われ、
今井慎太郎を1-6, 6-4, 6-2の逆転で下して優勝を飾った世界ジュニアランク2位の
綿貫陽介が、試合後に喜びを語った。
予選勝者同士となった決勝戦、予選から1セットも落とさずに勝ち上がった綿貫は第1セットで今井に圧倒されるも、第2セットを取ると綿貫に試合の流れが傾き、2時間2分で優勝を決めた。
準優勝の今井慎太郎
今大会初のセットダウンの状況から、第2セットに向かう時について「途中、正直負けるんじゃないかと思いました。まず自分が出来ることをしっかりやりきろうと意識しました。」と綿貫。
続けて「とにかく勝ちにこだわり、相手よりも1球でも多く返すことだけ考えて、1プレー1プレーに集中しました。」と語った。
プロ転向から3カ月の綿貫は「精神的に少し大人になったように感じています。勝ちにこだわれるようになり、そこから勝ちに繋げられるようになったのは凄くいいことだと思います。」と自身の成長を感じていた。
今後は4日からのかしわ国際オープンテニストーナメントに出場する綿貫。
「良い結果が出るよう、そして全仏オープンジュニアで優勝出来るように頑張ります。課題はサーブとフォアハンドといった自分の武器の強化です。」と意気込んだ。
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