男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/、マイアミ、ハード)は29日、シングルス4回戦が行われ、第6シードの
錦織圭が第17シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-2, 6-4のストレートで下し、3年連続のベスト8進出。この日、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)や第12シードのM・ラオニチらが勝ち上がり、ベスト8が出揃った。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<錦織は、今大会初のナイトマッチでバウティスタ=アグと対戦。序盤から果敢に攻めこみ、ラリー戦で主導権を握って4度のブレークに成功。ベスト8最後の一枠をかけた戦いに勝利した。
準々決勝では第16シードの
G・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスは4回戦で第26シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を下しての勝ち上がり。
錦織は、モンフィスと2014年のゲリー・ウェバー・オープンで1度だけ対戦しており、その時は錦織がフルセットで勝利した。
第1シードのジョコビッチは第14シードの
D・ティエム(オーストリア)と対戦。今季2勝をあげ、勢いに乗っているティエムの猛攻を振り切って8強入りを果たした。
準々決勝では第7シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と顔を合わせる。過去の対戦成績はジョコビッチから22勝2敗。
その他では第12シードのラオニチ、第15シードの
D・ゴファン(ベルギー)、第18シードの
G・シモン(フランス)、第24シードの
N・キリオス(オーストラリア)が準々決勝へ進出。また、ラオニチとキリオスは錦織と同じボトムハーフに位置しており、勝ち上がると準決勝で錦織かモンフィすの勝者と対戦する組み合わせとなっている。
3回戦まででトップ5のうち4選手が敗退するなど波乱が続きた今大会。対照的に4回戦では全試合上位選手が勝ち上がり、ベスト8でノーシードの選手がいなくなった。
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