男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は27日、シングルス3回戦が行われ、快進撃を続けていた世界ランク124位の
西岡良仁は第14シードで同14位の
D・ティエム(オーストリア)に2-6, 2-6のストレートで敗れ、ベスト16進出とはならなかった。
>>マイアミ・オープン対戦表<<この試合、西岡は第5ゲームで30-0からフォアハンドの凡ミスを犯すと、そこからティエムに流れが傾きブレークを許す。さらに第7ゲームもブレークされて第1セットを落とした。
第2セットに入るとブルーからイエローのウエアに着替えた西岡は気持ちを切り替えようとしたが、第3ゲームでティエムの強打に押されてブレークされ、その後は失速してしまい3回戦敗退となった。
今大会で西岡は予選を勝ち抜き、本戦1回戦で世界ランク152位の
J・ドナルドソン(アメリカ)を下してマスターズ大会での初勝利をあげた。さらに2回戦では第21シードの
F・ロペス(スペイン)をストレートで破る金星をあげ、3回戦へ進出していた。
また、ATPツアーの公式サイトで次世代を代表する選手の1人として紹介されるなど、今後の活躍に期待されている。
一方、勝利したティエムは4回戦で、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第33シードの
J・ソウサ(ポルトガル)の勝者と対戦する。
22歳のティエムは今シーズン好調で、アルゼンチン・オープンでは
R・ナダル(スペイン)らに勝利して優勝。さらにアビエルト・メキシコ・テルセル男子ではハードコートで初のタイトルを獲得し、キャリア通算5勝目をあげている。
前日の26日には第6シードの
錦織圭が3回戦進出を決めるも、予選勝者の
伊藤竜馬は2回戦で敗退した。
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