男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は20日、男子シングルス予選ドローが発表され、日本勢からは世界ランク96位の
杉田祐一(日本)、同120位の
伊藤竜馬(日本)、同124位の
西岡良仁(日本)の3選手が出場する。
予選第4シードの杉田は1回戦で世界ランク180位の
J・ワード(英国)と対戦する。杉田は2月に下部大会の島津全日本室内テニス選手権大会で優勝。前週まで行われていたBNPパリバ・オープンでは予選に挑むも、決勝で敗れて本戦出場を逃した。
予選第12シードの伊藤は1回戦で世界ランク779位で主催者推薦枠のC・ルード(ノルウェー)と対戦する。ルードは現在16歳で昨年の世界スーパージュニアテニス選手権大会で優勝を果たしており、ノルウェーが大きな期待を寄せている選手。
伊藤は2月のデルレイ・ビーチ・オープンで予選を勝ち上がり、1回戦で
D・ノビコブ(アメリカ)を下して今季ツアー大会初勝利をあげた。しかし、その後の島津全日本室内テニス選手権大会1回戦で足首を捻り初戦敗退。今大会は怪我からの復帰戦となる。
予選第13シードの西岡は世界ランク174位のJ・コヴァリク(スロバキア)と対戦する。西岡は今シーズン、メンフィス・オープンでベスト8に進出する活躍を見せ、ATPツアーの公式サイトでは次世代を代表する選手の1人として紹介された。
また、今大会の予選には、メンフィス・オープンで
錦織圭(日本)と決勝を戦った
T・フリッツ(アメリカ)や世界ランク90位の
M・ククシュキン(カザフスタン)、昨年の全仏オープンジュニアチャンピオンのT・ポール(アメリカ)が出場している。
予選は2勝すると、本戦に出場することが出来る。
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