女子テニスのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)は18日、シングルス準決勝が行われ、第13シードで世界ランク15位の
V・アザレンカ(ベラルーシ)が第18シードで同19位の
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)を7-6 (1-6), 1-6, 6-2のフルセットの末に下し、4年ぶりの決勝進出を果たした。
この試合、第1セットをタイブレークの末に制したアザレンカだったが、第2セットでは5本のダブルフォルトを犯すなど、セカンドサービス時に1ポイントも取ることが出来ず、2度のブレークを許してセットカウント1-1となる。
しかし、ファイナルセットではファーストサービスが入った時に82パーセントの確率でポイントを獲得するなど、再び息を吹き返したアザレンカは1度もブレークチャンスを与えずにプリスコバを圧倒。試合時間2時間5分で勝利した。
決勝では、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。今回が21度目の顔合わせでこれまではアザレンカが3勝17敗と大きく負け越しており、現在は5連敗中。最後に勝利したのは2013年8月のW&Sオープンの決勝となっている。
世界ランク15位のアザレンカは今季開幕戦のブリスベン国際でキャリア通算18勝目をあげ、全豪オープンではベスト8進出を果たした。
過去のBNPパリバ・オープン女子では2012年にタイトルを獲得しており、昨年は
M・シャラポワ(ロシア)に敗れて3回戦敗退となっていた。
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