女子テニスのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第5シードで昨年覇者の
S・ハレプ(ルーマニア)を6-4, 6-3のストレートで下し、2年連続のベスト4進出を果たした。
この試合、ファーストサービスが入った時に81パーセントの確率でポイントを獲得したセリーナは主導権を握り、トータルで4度のブレークに成功して1時間8分で準決勝進出を決めた。
今回の勝利でセリーナはハレプとの対戦成績を7勝1敗と更にリードを広げた。
準決勝では第3シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)と対戦する。ラドワンスカは同日の試合で第8シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)を下しての勝ち上がり。昨年は準々決勝で右ひざを痛めたことにより準決勝を前に棄権し、ベスト4に終わっていた。
セリーナは2001年のBNPパリバ・オープン女子で2度目の優勝を果たすも、その時に受けた罵声に傷つき、その後は出場辞退を続けていた。しかし、昨年は出場を決断。14年ぶりにコートへ姿を現したセリーナには大歓声が送られていた。
今シーズンは、1月の全豪オープン決勝で
A・ケルバー(ドイツ)に敗れて準優勝。その後は体調不良により、出場を予定していた2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権とカタールオープンをキャンセルしており、今大会は復帰戦となっている。
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