男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は16日、シングルス4回戦が行われ、マスターズ初優勝を狙う第5シードの
錦織圭が第9シードの
J・イズナー(アメリカ)を1-6, 7-6 (7-2), 7-6 (7-5)の逆転で下し、大会初のベスト8進出を果たした。オンコートインタビューで錦織は試合を振り返り、また第4シードの
R・ナダル(スペイン)との準々決勝について話した。
>>BNPパリバ・オープン対戦表<<この試合、錦織はイズナーの強烈なサービスを攻略出来ずトータルで1度もブレークチャンスを掴めなかった。錦織にとっては苦しい展開となったが、集中力を切らさず第2・第3セット共にタイブレークまで持ち込み、最後は錦織が勝ち切った。
試合後、GAORAの中継で錦織は「すごく出だしが悪かったので、どうしたらいいのか最初は分からなかったんですけど、徐々にリズムを取り戻して、ストロークもしっかり自分から打てるようになってきたので、最後はラッキーもありますけどタイブレークを2つ取れたのはすごく良かったですね。」と試合を振り返った。
また、第1セットから第2セットへの切り替えについては「第1セットをほとんど自分のアンフォースドエラーで落としていたので、なるべくストロークで無理しすぎず、自分からミスしないようにした。2セット目を取れて、3セット目からは自信もついてきたので、打っていけるようになりました。」と話した。
準々決勝では、第4シードのナダルと対戦する。ナダルは過去のBNPパリバ・オープンで2007・2009・2013年にシングルス、2010・2012年にダブルスで優勝を飾るなど、相性の良い大会となっている。
錦織は「彼(ナダル)の好きなコンディションの中で今回はやるので、タフな試合にはなると思いますけど、徐々にリズムが掴み始めてきてるので対戦は楽しみですね。」とナダル戦に向けて意気込みを語った。
(コメントはGAORAから抜粋)
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