男子テニスツアーの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、ハード)は6日、シングルス準決勝が行われ、2連覇と3度目の優勝を狙う第1シードの
R・ガスケ(フランス)が予選勝者の
D・ブラウン(ドイツ)を1-6, 6-4, 6-3の逆転で下し、決勝進出を果たした。
この試合、第1セットを先取されたガスケは第2セットで2度のブレークに成功してセットカウント1-1にする。ファイナルセットではセカンドサービス時に100パーセントの確率でポイントを獲得するなどブラウンを寄せつけず、1時間39分で4年連続の決勝進出を決めた。
また、ガスケはシーズン開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープンと全豪オープンを腰の怪我のため欠場。容体が心配されたが、復帰戦となる今大会で決勝進出を果たした。
決勝では連覇をかけて世界ランク93位の
P・H・マチュー(フランス)と対戦する。マチューは準決勝で18歳のA・ズブレフを下しての勝ち上がり。
ガスケは来週行われるABNアムロ 世界テニス・トーナメントに第1シードで出場する。同大会には
R・フェデラー(スイス)も出場予定であったが、膝の怪我の影響により欠場を表明している。
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