テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/ メルボルン、ハード)は27日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が第8シードの
D・フェレール(スペイン)を6-3, 6-7 (5-7), 6-2, 6-3で下し、2年連続のベスト4進出を果たした。
>>全豪オープン対戦表<<この試合、マレーは今大会唯一4回戦まで1セットも落としていなかった好調のフェレールから第1セットを先取する。第2セットも先にブレークするがフェレールの追い上げに遭い、タイブレークセットカウント1-1とする。
第3セットからはギアを上げて24本のウィナーを叩き込み、4度のブレークに成功。3時間20分で準決勝へ駒を進めた。
グランドスラムでマレーは2012年の全米オープンと2013年のウィンブルドンでタイトルを獲得している。過去の全豪オープンでは4度決勝へ進むも、タイトル獲得に至っていない。昨年は決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ、準優勝だった。
今大会、マレーは妻であるキム・シアーズ夫人の出産に立ち会うため、大会を棄権する可能性があることを昨年から示唆している。また、2月の大会は全て欠場し、3月初旬に祖国イギリスで日本を招いて行われるデビスカップ1回戦まで大会の予定は入れていない。
準決勝では、第13シードの
M・ラオニチ(カナダ)と第23シードの
G・モンフィス(フランス)の勝者と対戦する。
一方、敗れたフェレールは今大会、1回戦で予選勝者の
P・ゴヨブジク(ドイツ)、2回戦で
L・ヒューイット(オーストラリア)、3回戦で第31シードの
S・ジョンソン(アメリカ)、4回戦で第10シードの
J・イズナー(アメリカ)を下しての勝ち上がりだった。
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
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