テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)で、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に3-6, 2-6, 4-6のストレートで敗れた第7シードの
錦織圭(日本)に向けて、
松岡修造(日本)氏が26日に自身の公式ブログを更新し、エールを送った。
>>全豪オープン対戦表<<ジョコビッチにストレートの完敗を喫した錦織に対し「今日の試合は圭にとって大チャンスだった。」と修造氏。
この日、錦織は第1セットからレベルの高いラリーを展開し、ジョコビッチと互角の戦いを繰り広げていた。しかし、第6ゲームで自身のミスからジョコビッチにブレークを許してからリズムが崩れ、その後ペースを引き戻せずに敗れることとなった。
「大事なポイントで、どうしても守ってしまうプレイになってしまっていた。だからこそ、今日の圭は攻めようとした・・・心では。ただ、体が動かない。スウィングできない。その中で攻めようとするからこそ、大きなミスにつながった。」と綴っていたように、錦織は自身から攻めてミスを犯す場面が多く、凡ミスはトータルで54本だった。
しかし、2セットダウンから第3セットでは最後の追い上げを見せた錦織。修造氏も「圭は、最後までネバーギブアップだった。2セット奪われ、足の太ももに違和感があり、トレーナーにテーピングの処置をしてもらう。その中で、1ポイントでも奪おう、1秒でもコートにいよう、その気持ちが二重丸だ。今日の悔しさを力に、強くなれ圭。立ち上がれ圭。大丈夫だ圭。」と励ましの言葉を綴っていた。
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
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