テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会初日の18日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランクの56位の
日比野菜緒(日本)は第5シードの
M・シャラポワ(ロシア)に1-6, 2-6のストレートで敗れ、四大大会初勝利をあげることは出来なかった。
この試合、日比野はシャラポワのファーストサービスが入った時に14パーセントしかポイントを獲得することが出来ず、終盤に粘りを見せるも圧倒され、1時間13分で初戦敗退となった。
日比野にとってトップ10プレイヤーとの対決も今回が初だった。
21歳の日比野は昨年10月のタシケント・オープンでツアー初優勝を飾り、現在日本勢女子トップの世界ランク56位を記録している。
また、同日に
錦織圭(日本)と
奈良くるみ(日本)は2回戦進出を決めるも、
西岡良仁(日本)は初戦敗退となった。今大会には総勢9名の日本人選手が本戦に出場している。
一方、勝利したシャラポワは2回戦で世界ランク105位の
A・サスノビッチ(ベラルーシ)と対戦する。サスノビッチは同91位の
E・ロディナ(ロシア)を下しての勝ち上がり。両者は初の対戦となる。
シャラポワはキャリア通算35勝を誇り、そのうちグランドスラムで5勝。さらにグランドスラム全てを制する生涯グランドスラム達成者であり、2005年にはロシア人女子初となる世界ランク1位に上り詰めた元女王。
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