テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は15日、女子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク145位の
大坂なおみ(日本)が予選第21シードで世界ランク135位の
A・パノワ(ロシア)を6-2, 7-6 (7-4)のストレートで破り、四大大会本戦初出場に王手をかけた。
この試合、2度のブレークに成功して第1セットの先取した大坂は、試合の主導権を掴むと、タイブレークまでもつれた第2セットを制して1時間25分で予選決勝進出を決めた。
予選決勝では、世界ランク155位のJ・ペグラ(アメリカ)と同150位の
K・チャン(台湾)の勝者と本戦出場をかけて対戦する。
また、同日に
尾崎里紗(日本)は世界ランク146位の
M・ザネブスカ(ウクライナ)に2-6, 1-6、
桑田寛子(日本)はB・クレジャシコバ(チェコ)に敗れ、予選2回戦敗退となった。
日本勢からは8名の選手が予選に挑むも、
日比万葉(日本)、
江口実沙(日本)、
穂積絵莉(日本)、
クルム伊達公子(日本)、
加藤未唯(日本)は既に予選1回戦敗退となっており、残るは大坂のみとなった。
日比野菜緒(日本)、
土居美咲(日本)、
奈良くるみ(日本)は本戦からの出場。15日に発表された組合せでは、日比野が第5シードの
M・シャラポワ(ロシア)、土居が第7シードの
A・ケルバー(ドイツ)、奈良が世界ランク154位の19歳
O・ドダン(フランス)とそれぞれ対戦する。
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