男子テニスツアーのASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード)は14日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク26位の
J・ソック(アメリカ)が第4シードで同12位の
K・アンダーソン(南アフリカ)を1-6, 6-4, 6-4の逆転で下し、ベスト4進出を果たした。
この試合、身長203センチから繰り出される強烈なサービスに対応できず第1セットを落としたソック。しかし、その後は試合の流れが一変し、第2セット以降はファーストサービスが入った時に90パーセントと高い確率でポイントを獲得し1時間38分で勝利した。
今回の対戦で、ソックは対アンダーソン戦を2勝1敗と勝ち越した。
準決勝では 第1シードの
D・フェレール(スペイン)との顔合わせ。両者は過去に1度だけ対戦しており、その時はフェレールが勝利している。
現在23歳のソックは昨シーズン、4月の米男子クレーコート選手権でキャリア初優勝をあげ、全仏オープンではグランドスラム自己最高のベスト16に進出。世界ランキングでも自己最高の25位を記録するなど大きな飛躍を遂げた。
また、同日行われた試合では、第8シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)が第3シードの
J・イズナー(アメリカ)を下して4強入りを果たした。バウティスタ=アグは今大会1回戦で前年度覇者の
J・ヴェセリ(チェコ共和国)、2回戦で世界ランク46位の
D・ヤング(アメリカ)を下しての勝ち上がりとなっている。
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