男子テニスツアーのシーズン開幕戦であるブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)は10日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)は第4シードのM・ラオニチに4-6, 4-6のストレートで敗れて準優勝、2連覇とはならなかった。
>>ブリスベン国際男子 対戦表<<昨年、フェデラーの決勝戦での戦績は6勝5敗の成績で、その5度の敗戦は全て
N・ジョコビッチ(セルビア)からだった。
今大会序盤は風邪のような症状で、
G・ディミトロフ(ブルガリア)との準々決勝や
D・ティエム(オーストリア)との準決勝に勝利して、徐々に回復していった。
「彼(ラオニチ)は良いテニスをしていた。タフな試合で足が少しぐらついたけど、今週はとても満足している。だから落胆などしていない。数日前は決勝戦に勝ち上がれるなど思っていなかったから、この結果にはかなり嬉しく思っている。」と決勝戦は想定していなかったことを明かした。
今後メルボルンへ向かい、数日のオフを取る予定でいるフェデラーは「良かったことは、オフシーズンを最高の形で送れたこと。だから、3・4日で100パーセントの状態に戻ると思う。」と前向きに考えていた。
(STATS - AP)
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