12月17日、法政大学テニス部の監督である植村直己氏がtennis365.netの取材に応じ、今年を振り返った。
この日は雨が降っていたため、コートを乾かしてからラリーなどの練習で調整した。
今年、法政大学は関東大学テニスリーグの1部で4位の成績を残すも、10月の王座(全日本大学対抗テニス王座決定試合)への出場を逃した。
近年は大きな結果を残せずにいた法政大学だったが、自主的に練習量やミーティングを増やすだけではなく、挨拶などをしっかり行うなどで人としても成長した。
敗れはしたものの、関東大学テニスリーグで早稲田大学や慶應義塾大学と接戦を演じたことは手応えを感じ、明治大学からの敗戦は危機感を持ったと植村氏は語る。
そして、12月のインカレ室内(全日本学生室内テニス選手権大会)では3年生の塚越雄人が関西大学2年生で第1シードの
竹元佑亮を破り決勝進出。決勝では明治大学3年生の
諱五貴(イミナ イツキ)に逆転で敗れるも準優勝を飾った。
最後に植村氏は、今後、法政大学から王座、インカレ(全日本学生テニス選手権大会)だけではなく、全日本テニス選手権、ユニバーシアード、ATPを目指す選手を増やしたいと話した。
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