テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)の日本ラウンド(日本/神戸、ハード)は3日、フィリピン・マーベリックスとシンガポール・スラマーズのミックスダブルスが行われ、
M・メロ(ブラジル)/
B・ベンチッチ(スイス)組は
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)/
J・ガイドソバ(オーストラリア)組を6-4で下した。この結果、フィリピン・マーベリックスとシンガポール・スラマーズのゲームカウントは20-20となり、勝敗は男子シングルスに託された。
>>IPTL特集ページ<<この試合、メロ/ ベンチッチ組は2度のブレークに成功。ロジェ=ヴァセラン/ ガイドソバ組の追い上げを許さず、勝利を手にした。
18歳のベンチッチは、今年6月のAEGON国際女子でツアー初のタイトルを獲得。8月のロジャーズ・カップ女子準決勝で世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)を逆転で破り、決勝では
S・ハレプ(ルーマニア)の途中棄権によりツアー2勝目をあげた。その後の世界ランキングも自己最高位となる12位を記録した。
ペアのメロはダブルスの世界ランク1位で、今年の全仏オープンでタイトルを獲得しており、今季はダブルス6勝を誇る。
IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
勝利したチームは4ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
試合の対戦予定は以下の通り。
【フィリピン・マーベリックス vs シンガポール・スラマーズ】
レジェンドシングルス
M・フィリプーシス(オーストラリア) 6-4
C・モヤ(スペイン)女子シングルス
S・ウィリアムズ 4-6
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)男子ダブルス
R・ガスケ(フランス)/ E・ロジェ=ヴァセラン組 6-4 M・メロ/
D・ブラウン(ドイツ)組
ミックスダブルス
E・ロジェ=ヴァセラン/ J・ガイドソバ組 4-6 M・メロ/ B・ベンチッチ組
男子シングルス
M・ラオニチ(カナダ) vs
N・キリオス(オーストラリア)
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