アジア5カ国を転戦するテニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)は2日、UAE・ロイヤルズがシンガポール・スラマーズをゲームカウント26-20で下し、初戦を白星で発進した。
>>IPTL特集ページ<<ロイヤルズは初戦の女子シングルスで元世界1位の
A・イバノビッチ(セルビア)が
B・ベンチッチ(スイス)を6-3で下し、1勝目をもたらす。しかし、男子シングルスでは世界ランク6位の
T・ベルディヒ(チェコ共和国)が同30位の
N・キリオス(オーストラリア)に2-6で敗れ、合計のスコアの上で逆転されてしまう。
試合の流れはシンガポール・スラマーズに傾いたかと思われたが、ベルディヒ/
D・ネスター(カナダ)組が
M・メロ(ブラジル)/
D・ブラウン(ドイツ)組にシュートアウトの末に勝利を飾ると、勢いに乗ったUAE・ロイヤルズはミックスダブルスで
K・ムラデノヴィック(フランス)/ D・ネスター組がM・メロ/
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)組に6-3で勝利。
そして、レジェンドシングルスでは
G・イバニセビッチ(クロアチア)が元世界ランク1位の
C・モヤ(スペイン)を6-3で破り、ゲームカウント26-20で勝利した。
UAE・ロイヤルズ vs シンガポール・スラマーズ 26-20
1.女子シングルス
A・イバノビッチ 6-3 B・ベンチッチ
2.男子シングルス
T・ベルディヒ 2-6 N・キリオス
3.男子ダブルス
T・ベルディヒ/ D・ネスター組 6-5 M・メロ/ D・ブラウン組
4.ミックスダブルス
K・ムラデノヴィック/ D・ネスター組 6-3 M・メロ/ Ka・プリスコバ組
5.レジェンドシングルス
G・イバニセビッチ 6-3 C・モヤ
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。
各チームの出場選手
JAPAN WARRIORS(ジャパン・ウォリアーズ)、
錦織圭、
M・シャラポワ(ロシア)、
奈良くるみ、
M・サフィン(ロシア)、
L・パエス(インド)、
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)、
P・コールシュライバー(ドイツ)、PH・ハーバート
INDIAN ACES(インディアン・エーシーズ)
S・ミルザ(インド)、
R・ボパンナ(インド)、
S・ストーサー(オーストラリア)、
F・サントロ(フランス)、
G・モンフィス(フランス)、
I・ドディグ(クロアチア) PHILIPPINE MAVERICKS(フィリピン・マーベリックス)
S・ウィリアムズ(アメリカ)、M・ラオニチ、
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)、
M・フィリプーシス(オーストラリア)、
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)、
R・ガスケ(フランス)、
TH・フェイ(フィリピン)SINGAPORE SLAMMERS(シンガポール・スラマーズ)
B・ベンチッチ、N・キリオス、M・メロ、D・ブラウン、Ka・プリスコバ、C・モヤ
UAE ROYALS(UAE・ロイヤルズ)
A・イバノビッチ、T・ベルディヒ、D・ネスター、K・ムラデノヴィック、G・イバニセビッチ
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