男子テニスの国別対抗戦デビスカップ決勝 イギリス対ベルギー戦(ベルギー/ヘント、クレー)は29日、
D・ゴファン(ベルギー)は
A・マレー(英国)とのエース対決に3-6, 5-7, 3-6のストレートで敗れ、初優勝を飾ることは出来なかった。
27日に行われたシングルス初戦でゴファンは自身初となる2セットダウンからの逆転勝利を
K・エドモンド(英国)から飾った。続く試合ではマレーが
R・ベーメルマンス(ベルギー)をストレートで下していた。
世界ランク16位のゴファンはこれまでマレーと2度対戦しており、いずれもセットさえ奪ったことがなかった。
第3セットの第2ゲームでマレーからブレークしてゲームカウント2-0とした時は、初めてマレーからセットを奪えるかと思われた。しかし、これまでの2日間で9セットを戦っていたゴファンはその勢いを維持することが出来ず、続くゲームでマレーにブレークバックを許してしまった。
「アンディ(マレー)は今日、とても安定したプレーをしていた。全てを出し切って戦ったから、悔いはない。」とゴファンは敗戦ながらも後悔のない想いを語った。
ベルギーのJ・ヴァン=エルク監督も「マレーのプレーが勝っていた。大切なポイントでは確実に良いプレーをしていた。」と脱帽していた。
このマレーの勝利でイギリスは3勝1敗として優勝を決めたことから、次に予定していたシングルスはキャンセルされ行われなかった。
(STATS - AP)
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