男子テニスツアーの下部大会である慶應チャレンジャー国際テニストーナメント(日本/ 神奈川県、ハード)は21日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
添田豪が第2シードの
M・エブデン(オーストラリア)を7-6 (7-2), 6-4のストレートで下し、決勝進出を果たした。
この試合の第1セット、添田はエブデンから先にブレークに成功しリードするも、第10ゲームでブレークバックを許しタイブレークに突入。その後、連続でポイントを獲得した添田がこのセットを先取する。
第2セットでは両者サービスキープが続く中、エブデンの凡ミスが続いた隙をつき、添田が第8ゲームでブレークに成功。続く第9ゲームでエブエンにブレークバックを許すも、第10ゲームで添田がこのセット2度目のブレークに成功し1時間31分で勝利した。
両者は今回が4度目の対戦で、添田は今回の勝利により対戦成績を2勝2敗とした。過去の3戦は全てフルセットとなっており、今回初めてエブデンにストレートで勝利した。
決勝では、第3シードの
伊藤竜馬と第5シードの
ダニエル太郎の勝者と対戦する。
添田は、前日の準々決勝で第8シードの
西岡良仁をストレートで下しての勝ち上がり。今季はチャレンジャー大会で1勝をあげており、ツアー大会ではベスト8が最高成績。今年の全日本選手権では、決勝で
内山靖崇に敗れるも準優勝を飾った。
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