男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は17日、グループ・スタン スミスの予選ラウンドロビンが行われ、第8シードの
錦織圭が第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を7-5, 3-6, 6-3のフルセットで下して1勝目をあげ、準決勝進出へ一歩前進した。
>>ツアーファイナル組合せ表<<この試合、第1セットを先取した錦織は、第2セット序盤でブレークしてゲームカウント2-0とリードする。しかし2度のブレークを許したことでベルディヒに勢いを与えてしまい、セットカウント1-1に。
そして一進一退の攻防が続く中、ファイナルセットでは第8ゲームでミスを重ねるベルディヒの隙をついた錦織がブレークに成功、続く第9ゲームをサービスキープして2時間23分で勝利した。
大会初日、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に完敗を喫していた錦織は「1試合目(ジョコビッチ戦)より出だしは良かったのでリズムが掴めた。」と試合後のGAORAの中継でコメントした。
続けて「しっかりリカバリー出来て、3セット目も1セット目のようないいプレーが出始めた。すごく内容も良かったと思います。昨日少し修正して、結構多めにサーブを打ったり、意識してやった。練習して、また戻ってきたと思います。」と錦織。
2年連続の準決勝進出をかけて、19日に第3シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。
(コメントはGAORAから抜粋)
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