男子テニスツアーの下部大会である兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、ハード)は13日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
添田豪(日本)は第7シードの
西岡良仁(日本)との日本人対決に5-7, 6-3, 1-6のフルセットで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。試合後、添田は試合を振り返った。
「ファイナルは少しエネルギーが切れてしまった。最後まで良いパフォーマンスが出せなかったかなという感じですね。第1セットが一番の鍵だったかなと思います。」と添田。
この試合、第1セットを接戦の末に落とした添田は、第2セットで自身の持ち味を発揮し西岡を圧倒。しかし、ファイナルセットでは粘りを見せる西岡に対して先にミスしてしまい敗退した。
対戦した西岡とは昨年の慶應チャレンジャーで顔を合わせており、その時は添田がストレートで勝利していた。
「去年は自分のテニスがすごく良くて、彼の持ち味を出させなかったんですけど、今日は彼の粘り強いストロークを良い感じに打たせてしまったので、自分がもう少し封じ込めなきゃいけなかったなと思います。」
前週の全日本選手権に出場していた添田。優勝を狙うも決勝で
内山靖崇(日本)に敗れて準優勝となった。連戦となった今大会だったが「全日本については精神的に普段よりもプレッシャーがかかるので、普段の大会よりは疲労感が出てるかなと感じます。」
「もちろん(兵庫ノアで)優勝は狙ってましたけど、全日本直後の難しいコンディションの中で最低限2つ勝てたので、自分自身そんなにこの結果を気にすることではない。まだ(今年)あと2つ(大会が)あるので、あまり精神的に引きずらないように準備していきたいと思います。」と、次の大会への意気込みを述べていた。
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