女子ツアー最終戦であるBNPパリバWTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、ハード)は29日、予選ラウンドロビンのレッド・グループ2試合が行われ、第1試合に登場した第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)は第5シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)に6-7 (5-7), 1-6のストレートで敗れた時点で、予選敗退が決まり大会を去ることとなった。
同大会に初出場だった昨年は決勝進出を果たしていたが、今年は予選敗退となったハレプ。
試合後「家に帰ってオフに入るわ。それでいいの。だって、今年はとても良い年だったと感じているから。」と気持ちの整理はついているようだった。
第1セット序盤でハレプは、ラドワンスカからゲームカウント3-1とリードしていた。しかし、そこから挽回されタイブレークへ持ち込み、タイブレークでも5-1とリードしたが、逆転で第1セットをラドワンスカに先取されてしまった。
第2セットの第1ゲームでは、ラドワンスカに握られたブレークポイントをしのぎサービスキープするも、その後訪れた3度のサービスゲームで、わずか1ポイントしか取れず全てブレークされるなど、集中を切らしての敗退となってしまった。
「あの時もう終わってしまっていた。」と第1セットを振り返ったハレプ。「エネルギーが残っていなかった。とても疲れてしまったの。第1セットを取れるチャンスを逃したところで、試合に勝てるチャンスも失ってしまった。」と敗因を語っていた。
(STATS - AP)
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