女子テニスツアーのプルデンシャル・香港テニス・オープン(中国/香港、ハード)は18日、シングルス決勝が行われ、第4シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)が第2シードの
A・ケルバー(ドイツ)を3-6, 7-6 (7-4), 6-1の逆転で下し、9月の広州国際女子オープンに続いて今季2度目の優勝、キャリア通算15度目のタイトル獲得となった。
決勝戦、ヤンコビッチは11本ものダブルフォルトを犯したが第2セットのタイブレークをものにすると試合の主導権を握り、ファイナルセットではファーストサービスが入った時に91パーセントの高い確率でポイントを獲得。さらにケルバーのサービスゲームでは2度のブレークに成功して2時間28分で優勝を決めた。
両者は今回が通算6度目の対戦で、ヤンコビッチはケルバーとの対戦成績を2勝4敗した。
元世界ランク1位のヤンコビッチは2008年がベストシーズンで、全豪オープンと全仏オープンで4強入り、全米オープンでは決勝へ進出。また、その年は世界ランク1位でシーズンを終えた。
一方、今大会に日本勢も出場したが、
奈良くるみ(日本)は2回戦敗退、は
尾崎里紗(日本)と予選を突破した
加藤未唯(日本)は初戦で敗れた。
■関連ニュース■
・奈良くるみ 持ち味の粘り出ず・ヤンコビッチ 20歳に敗れる・日本勢勝利は奈良くるみのみ