女子テニスツアーのプルデンシャル・香港テニス・オープン(中国/香港、ハード)は15日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク82位の
奈良くるみ(日本)が第2シードの
A・ケルバー(ドイツ)に2-6, 2-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
奈良は試合を通じ4度のブレークを許して相手に主導権を奪われ、リターンゲームでは7度あったブレークチャンスを活かすことが出来ず、世界ランキング7位の前に持ち味である粘りを発揮することが出来なかった。
奈良くるみは、昨年2月のリオ・オープン女子でWTAツアー初の優勝を飾っている。今大会には
L・デイビス(アメリカ)と組んで出場していたダブルスは1回戦敗退となった。
一方、勝ち上がったケルバーは、準々決勝で第7シードの
C・ガルシア(フランス)と対戦する。
その他の日本勢では、
尾崎里紗(日本)と予選を突破した
加藤未唯(日本)が初戦敗退となっている。
今大会のその他シード勢は第3シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)、第4シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)、第5シードの
S・ストーサー(オーストラリア)、第6シードの
D・ガブリロワ(ロシア)、第8シードの
A・コルネ(フランス)がそれぞれ準々決勝へと駒を進めている。
また、第1シードで出場予定だった
G・ムグルサ(スペイン)は欠場となっている。
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