男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード)は16日、シングルス準々決勝が行われ、3回戦で第6シードの
錦織圭(日本)を破った第12シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)は第16シードの
JW・ツォンガ(フランス)に6-7 (6-8), 7-5, 4-6のフルセットで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
>>上海マスターズ対戦表<<錦織戦では2度のタイブレークを制する接戦を演じていたアンダーソン。この日は第1セットで2本のセットポイントを握るも、ツォンガの猛攻に遭う。第2セットは1ブレーク成功してセットカウント1-1とするも、ファイナルセットでは勢いが衰えないツォンガに1ブレークを許し、2時間40分で敗れた。
勝利したツォンガは、準決勝で第8シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは準々決勝で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)をストレートで下しての勝ち上がり。
ツォンガとナダルの反対側のトップハーフ(対戦表の上半分)では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第3シードの
A・マレー(英国)が準決勝へ駒を進めた。
両者は今回が通算29度目の対戦で、ジョコビッチはマレーに過去19勝9敗と勝ち越している。近年マレーはジョコビッチに8連敗していたが、今年のロジャーズ・カップ決勝では2013年のウィンブルドン決勝以来 約2年ぶりに勝利した。
過去の上海マスターズで2010・2011年にマレー、2012・2013年にジョコビッチが2連覇を成し遂げている。
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