男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、 ハード)は4日、シングルスの本戦ドローが発表され、世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)、同7位の
R・ナダル(スペイン)らが出場する。
第1シードのジョコビッチは、2009・2010・2012・2013・2014年の5度同大会に出場しており、その全てでタイトルを獲得している。昨年は1回戦から全てストレートで勝利しており、1セットも落とさず優勝するという圧倒的強さを見せた。今回は大会5度目と4連覇を狙う。
また、第3シードのナダルは同大会で2005年に優勝を飾っており、2013年は決勝でジョコビッチに敗れて準優勝。昨年は準々決勝で
M・クリザン(スロバキア)に敗れて姿を消した。
ジョコビッチはトップハーフ、ナダルはボトムハーフに位置しているため、勝ち進めば両者は決勝で顔を合わせる組み合わせとなった。これは通算45度目の対戦となる。
ジョコビッチとナダルは、先日「バック・トゥー・タイランド」と称するエキシビションマッチで対戦し、その時はジョコビッチがストレートで勝利。激しいラリーを展開して観客を沸かせた。
また、今大会のシード勢は第1シードにジョコビッチ、第2シードに
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第3シードにナダル、第4シードに
D・フェレール(スペイン)、第5シードに
M・ラオニチ(カナダ)、第6シードに
J・イズナー(アメリカ)、第7シードに
D・ゴファン(ベルギー)、第8シードに
JW・ツォンガ(フランス)となった。
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