男子テニスツアーのサンクトペテルブルク・オープン(ロシア/サンクトペテルブルク、ハード)は23日、男子シングルス1回戦が行われ、主催者推薦枠で出場の17歳
A・ルブレフ(ロシア)は
S・ボレッリ(イタリア)に6-4, 3-6, 1-6で逆転を許し、2回戦進出とはならなかった。
この試合、ボレッリのサービスゲームを2度ブレークに成功したルブレフが第1セットを先取。しかし、第2セットでは11度ものブレークチャンスがきていたが1度も活かせず、ボレッリに逆転を許して2時間4分で敗れることとなった。
17歳のルブレフは、今年のバルセロナ・オープンで元世界ランク7位の
F・ベルダスコ(スペイン)を破る金星をあげて注目を集めた。
7月の国別対抗戦デビスカップではシングルスで勝利をあげ、ロシアのワールドグループ入替戦(プレーオフ)進出に貢献。しかし、先日のプレーオフのイタリア戦にも出場していたが、敗れてワールドグループ昇格とはならなかった。
さらに、今年の全米オープンでは予選で
添田豪(日本)、
杉田祐一(日本)らを下して本戦入りを果たし、本戦では
K・アンダーソン(南アフリカ)に敗れるもキレのあるショットでアンダーソンを苦しめた。
また、同日行われたシングルス1・2回戦では、第3シードの
D・ティエム(オーストリア)、第7シードの
J・ソウサ(ポルトガル)、
L・プイユ(フランス)が勝ち上がるも、第8シードの
M・ククシュキン(カザフスタン)、19歳の
T・コキナキス(オーストラリア)が初戦敗退となった。
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