女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は23日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
G・ムグルサ(スペイン)が
B・ストリツォワ(チェコ共和国)を6-3, 6-4のストレートで下し、ベスト8進出を決めた。
>>東レPPO対戦表<<この試合、審判への抗議やラケットを投げるなどするストリツォワに対し、ムグルサは強打を武器に冷静に試合を展開。最後はストリツォワのボレーがネットにかかり、1時間45分でゲームセットとなった。
試合後、オンコートインタビューでムグルサは「頑張ります!」と日本語で意気込みを話した。
準々決勝では第8シードの
B・ベンチッチ(スイス)と
S・ストーサー(オーストラリア)の勝者と対戦する。
今大会の第1シードは
C・ウォズニアキ(デンマーク)、第2シードは
A・イバノビッチ(セルビア)、第4シードは
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)となっている。上位4シードの選手は1回戦免除のため2回戦からの登場。
21歳のムグルサは、今年のウィンブルドンでグランドスラム初の決勝進出を果たした。その時は
S・ウィリアムズ(アメリカ)にストレートで敗れ、スペイン勢で1994年C・マルチネス(スペイン)以来21年ぶりとなる全英優勝の快挙達成とはならなかった。
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