テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対コロンビア戦(コロンビア/ペレイラ、クレー)は20日、シングルス第1試合が行われ、
錦織圭(日本)が
S・ヒラルド(コロンビア)とのエース対決を6-4, 6-2, 7-6 (7-3)のストレートで制し、通算2勝2敗とした日本はワールドグループ残留に望みをつないだ。
同日のシングルス第2試合は
ダニエル太郎(日本)が
A・ファリャ(コロンビア)と対戦する予定。日本がワールドグループ残留するにはダニエル太郎の勝利が必須。敗れた場合はアジア・オセアニアゾーンへ降格する。
この日、ヒラルドを後押しする声援の完全アウェーの中、錦織は世界ランク6位の力を発揮し、得意のベースライン上からのラリー戦で圧倒。ヒラルドの強打に苦戦する場面もあったが、緩急をつけたテニスなどで1度もブレークを許さず、ストレート勝ちをおさめた。
今大会は錦織にとって初戦敗退した全米オープン以来だったが、初日にはA・ファリャをストレートで破り日本1勝目をあげていた。
日本とコロンビアは2013年のプレーオフでも対戦。その時も1勝2敗としていた日本は大会最終日に錦織と
添田豪(日本)が勝利をおさめて通算3勝2敗で勝利し、ワールドグループ復帰を決めていた。
そして2014年2月、日本はワールドグループ1回戦でカナダに通算4勝1敗で勝利し、初のワールドグループベスト8進出を果たす快挙を成し遂げた。同年4月の準々決勝はチェコ共和国に通算0勝5敗で敗退。今年4月のワールドグループ1回戦ではカナダに2勝3敗で敗れた。
デビスカップは他の大会とは異なる形式となっており、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行い、2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利する。
組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合 ダニエル太郎 ×-○ S・ヒラルド
・シングルス第2試合 錦織圭 ○-× A・ファリャ
【大会2日目】
・ダブルス第1試合
西岡良仁(日本)/
内山靖崇(日本)組 ×-○
J・S・キャバル(コロンビア)/
R・ファラ(コロンビア)組
【大会3日目】
・シングルス第1試合 錦織圭 ○-× S・ヒラルド
・シングルス第2試合 ダニエル太郎 vs A・ファリャ
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