テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対コロンビア戦(コロンビア/ペレイラ、クレー)は18日、シングルス第2試合に登場したエースの
錦織圭(日本)が
A・ファリャ(コロンビア)を7-6 (7-3), 7-6 (7-1), 7-5のストレートで下し、日本はコロンビアに1勝1敗で大会初日を終えた。
この日、ファリャを後押しする声援の完全アウェーの中、錦織はペースを乱されるも世界ランク6位の力を発揮し、得意のラリー戦で勝利を掴み取った。
WOWOWの中継で、錦織はアウェーの中で戦ったことについて「楽しかった。」と笑顔で答えた。
錦織は対ファリャ戦を5連勝とした。現在世界ランク123位のフャリャではあるが、この日は格上の錦織を苦しめるプレーを披露した。
苦戦を強いられた錦織は「タフだった。彼(ファリャ)は強かった。3セットで勝てて良かった。」と話した。
体の状態については「100パーセントではないけど、今日はいい試合だった。」とアウェーの地で感触を掴んでいた。
今回の試合は錦織にとって、全米オープンで初戦敗退を喫した時以来だった。
大会2日目はダブルス1試合のみ行われ、日本からは
西岡良仁(日本)/
内山靖崇(日本)組が出場する予定。
日本とコロンビアは2013年のプレーオフでも対戦し、その時は錦織がシングルスで2勝、
添田豪(日本)がシングルスで1勝。日本は通算3勝2敗で勝利し、ワールドグループ復帰を決めた。
そして2014年2月、日本はワールドグループ1回戦でカナダに通算4勝1敗で勝利し、初のワールドグループベスト8進出を果たす快挙を成し遂げた。同年4月の準々決勝はチェコ共和国に通算0勝5敗で敗退。今年4月のワールドグループ1回戦ではカナダに2勝3敗で敗れた。
デビスカップは他の大会とは異なる形式となっており、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行い、2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利する。
日本がコロンビアに勝利した場合、ワールドグループ残留となる。
組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合
ダニエル太郎(日本) ×-○
S・ヒラルド(コロンビア)・シングルス第2試合 錦織圭 ○-× A・ファリャ
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:
西岡良仁/ 内山靖崇組 vs
J・S・キャバル(コロンビア)/
R・ファラ(コロンビア)組
【大会3日目】
・シングルス第1試合:
錦織圭 vs S・ヒラルド
・シングルス第2試合:
ダニエル太郎 vs A・ファリャ
(引用元WOWOW)
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