女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード)は20日、本戦出場をかけた予選2回戦が行われ、
江口実沙(日本)が予選第7シードの
S・ボーゲル(スイス)を6-3, 7-5のストレートで破り、2年連続で予選決勝に駒を進めた。
画像:敗れた予選第7シードのS・ボーゲル
この試合、第1セットで2度のブレークチャンスを活かした江口は、第2セットで積極的に攻め、ボーゲルを前後左右に揺さぶった。さらにリターンでもプレッシャーをかけ、最後はボーゲルのダブルフォルトで勝利を決めた。
試合後のオンコート・インタビューでは「今シーズン、最初から全然良くなかったのですが、日本の大きな大会で2回勝てたのは今年の中では相当良い成績で、有明で勝てたことを本当に嬉しく思います。今年こそは予選突破出来るように頑張ります」と勝利した喜びと、予選決勝へ向けた意気込みを語った。
予選決勝では
O・サウチュック(ウクライナ)と対戦する。
昨年の同大会でも予選決勝に駒を進めた江口だったが、その時は
J・ガイドソバ(オーストラリア)に敗れて本戦出場を逃していた。
先日まで行われていた全米オープンでは、初のグランドスラム本戦出場まであと1勝まで迫ったが、予選決勝で敗れて本戦出場とはならなかった。
また、同日行われた予選2回戦では、江口の他に日本勢からは予選第6シードの
日比野菜緒(日本)、予選第8シードの
尾崎里紗(日本)が予選決勝を決めている。
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