女子テニスの14日付WTA世界ランキングが発表され、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)でグランドスラム初優勝を果たした
F・ペネッタ(イタリア)が18上げて自己最高位となる世界ランク8位に浮上。準優勝の
R・ビンチ(イタリア)は前回から24上げて19位となった。また、準決勝でまさかの敗退を喫した昨年覇者の
S・ウィリアムズ(アメリカ)は、前回から1,220ポイント落とすも変わらず1位をキープした。
>>全米オープン対戦表<<全米オープン決勝でペネッタは、同胞のビンチをストレートで下して四大大会初のタイトルを獲得。イタリア人としては2010年の全仏オープンで優勝した
F・スキアボーネ(イタリア)以来5年ぶりのグランドスラム制覇となった。
ペネッタは、表彰式の際に突然の引退を発表し、テニス人生最後の大会で優勝を飾った。また、決勝戦にはペネッタの恋人である男子テニス世界ランク32位の
F・フォニュイーニ(イタリア)も応援に駆けつけていた。
一方、今大会で27年ぶり史上4人目となる年間グランドスラム達成の快挙と4連覇を狙っていた世界ランク1位のセリーナは、準決勝でビンチに逆転で敗れた。
過去の全米オープンでは1999・2002・2008・2012・2013・2014年に優勝していた。
また、日本勢では初戦突破を果たした
奈良くるみ(日本)と
土居美咲(日本)がそれぞれ上げており、また四大大会初の本戦出場を果たした
日比万葉(日本)は、初戦敗退となるも前回より7つ上げて自己最高位となる170位を記録した。
9月14日付の女子WTA世界ランキングは以下の通り。
※[]内は前回のランキングからの変動数、()内は前回のポイント
■1位[ - ]…S・ウィリアムズ
11,501ポイント(12,721ポイント)
■2位[ - ]…
S・ハレプ(ルーマニア)6,780ポイント(6,130ポイント)
■3位[ - ]…
M・シャラポワ(ロシア)5,795ポイント(6,035ポイント)
■4位[ - ]…
P・クヴィトバ(チェコ共和国)5,295ポイント(6,035ポイント)
■5位[+1]…
L・サファロバ(チェコ共和国)3,570ポイント(3,800ポイント)
■6位[-1]…
C・ウォズニアキ(デンマーク)3,510ポイント(4,740ポイント)
■7位[ - ]…
A・イバノビッチ(セルビア)3,440ポイント(3,500ポイント)
■8位[+18]…F・ペネッタ
3,317ポイント(1,747ポイント)
■9位[ - ]…
G・ムグルサ(スペイン)3,305ポイント(3,245ポイント)
■10位[-2]…
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)3,215ポイント(3,335ポイント)
【日本人選手】
■78位[+4]…奈良くるみ
740ポイント(740ポイント)
■10位[+5]…土居美咲
707ポイント(657ポイント)
■160位[-12]…
クルム伊達公子(日本)319ポイント(355ポイント)
■170位[+7]…日比万葉
296ポイント(286ポイント)
■関連ニュース■
・初Vペネッタ 突然の引退宣言・セリーナ まさかの準決勝敗退・奈良くるみ 逆転でシード破る