テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会初日の31日、女子シングルス1回戦が行われ、1988年の
S・グラフ(ドイツ)以来で史上4人目となる年間グランドスラム達成を狙う第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)、第12シードの
B・ベンチッチ(スイス)、第15シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)らが順当に2回戦進出を決めるも、この日だけでシード6選手が初戦で姿を消すこととなった。
>>全米オープン対戦表<<同大会6度の優勝を誇る女王セリーナは、1回戦で
V・ディアチェンコ(ロシア)と対戦。6-0, 2-0とリードしていたが、ディアチェンコが途中棄権を申し入れたため、セリーナがわずか28分で年間グランドスラム達成に向け前進した。
同日に登場したベンチッチ、ラドワンスカ、第13シードの
E・マカロバ(ロシア)、第17シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)、第19シードの
M・キーズ(アメリカ)、第23シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)、第25シードの
E・ブシャール(カナダ)らが2回戦進出を決めた。
しかし、第7シードの
A・イバノビッチ(セルビア)が昨年全豪ファイナリストの
D・チブルコワ(スロバキア)に3-6, 6-3, 3-6のフルセットで敗れ、第8シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)は
A・タチシュビリ(グルジア)に2-6, 1-6のストレートで完敗。
他にも第10シードの
C・スアレス・ナバロ(スペイン)、第21シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)、第29シードの
S・スティーブンス(アメリカ)、第30シードの
S・クズネツォワ(ロシア)と、イバノビッチとプリスコバ含めシード6選手が初戦敗退となった。
大会初日には日本勢から
土居美咲(日本)が登場し、1回戦で元世界ランク5位の
D・ハンチュコバ(スロバキア)と対戦。6-3, 6-3のストレートで勝利して大会初の2回戦進出を決めている。
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