31日から開幕するテニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)の大会初日に四大大会初制覇を狙う第4シードの
錦織圭(日本)が登場。初戦では過去2連勝している世界ランク41位の
B・ペール(フランス)と対戦する。
>>全米オープン対戦表<<身長196センチから放つペールのサービスは強烈で、バックハンドの強打を武器とする。また、今年7月のスウェーデン大会でツアー初優勝を飾った。今大会前哨戦のシンシナティ・マスターズでは世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れるも善戦を見せており、錦織にとってはタフな初戦となる。
ペールと最後に対戦したのは2013年の全仏オープン3回戦で、その時はセットカウント3-1で振り切った。
錦織とペールの1回戦は、日本時間9月1日の0時(現地8月31日の11時)に試合が開始される予定。
同日には錦織ブロックの
R・シュティエパネック(チェコ共和国)vs
M・イルハン(トルコ)、
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)vs
S・グロス(オーストラリア)、第26シードの
T・ロブレド(スペイン)vs予選勝者の
M・ベレー(ドイツ)らの1回戦も行われる。
錦織が初戦突破した場合、2回戦ではシュティエパネックとイルハンの勝者と対戦する。
トップハーフ(対戦表の上半分)に位置する錦織。上位シード勢が勝ち進んだ場合、4回戦で第16シードの
G・モンフィス(フランス)か第19シードの
JW・ツォンガ(フランス)、準々決勝で第7シードの
D・フェレール(スペイン)か第9シードで昨年覇者の
M・チリッチ(クロアチア)、準決勝では第1シードのジョコビッチと対戦する可能性の組合せとなっている。この上位シード勢も大会初日の1回戦に臨む。
また、第8シードで全米オープン2度の優勝を誇る
R・ナダル(スペイン)、今大会で引退を表明している元世界ランク7位の
M・フィッシュ(アメリカ)、女子では第1シードで年間グランドスラムを狙う世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)も登場。
日本勢では本戦にストレートインした
土居美咲(日本)が初戦で
D・ハンチュコバ(スロバキア)と対戦する。
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