男子テニスツアーのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード)は29日、シングルス決勝が行われ、第2シードで世界ランク15位の
K・アンダーソン(南アフリカ)が予選から勝ち上がってきた
PH・ハーバート(フランス)に6-4, 7-5のストレートで勝利し、2012年のデルレイ・ビーチ・オープン以来 約3年半ぶりに優勝を飾った。今回のタイトル獲得はキャリア通算3勝目。
決勝戦、アンダーソンは16本のサービスエースを叩き込み1度もブレークを許さなかった。さらに強打を武器に9度のブレークチャンスから2度のブレークに成功し、1時間32分で優勝を決めた。
29歳のアンダーソンは今年2大会で決勝進出を果たすも、メンフィス・オープンでは
錦織圭(日本)、AEGON選手権では
A・マレー(英国)に敗れタイトル獲得には至っていなかった。
ウィンブルドンでは4回戦で世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)に対し2セットアップとするも逆転で敗れ、グランドスラム初のベスト8進出を逃していた。
その後は2大会連続で初戦敗退を喫すも、前週のシンシナティ・マスターズではアメリカ期待の
J・ソック(アメリカ)らを破り3回戦へ進出した。
31日から開幕する全米オープンには第15シードで出場し、1回戦では予選から勝ち上がってきた期待の若手
A・ルブレフ(ロシア)と対戦する。
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