男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は22日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と大会2連覇を狙う第2シードの
R・フェデラー(スイス)が決勝進出を果たした。
決勝で対戦する両者は今回が41度の激突。今季だけで既に4度顔を合わせており、直近では7月のウィンブルドン決勝で、その時はジョコビッチが勝利して優勝を飾った。過去は20勝20敗。
今回の決勝戦はジョコビッチにとって「キャリア・ゴールデンマスターズ」の偉業達成がかかる大一番。もしジョコビッチがタイトルを獲得の場合は、史上初となるマスターズ9大会制覇の「キャリア・ゴールデンマスターズ」達成となる。
過去のW&Sオープン男子では2008・2009・2011・2012年に決勝へ進出しているが、いずれも準優勝に甘んじている。
一方、大会7度目の優勝と2連覇を狙う34歳のフェデラーはW&Sオープン男子と相性が良く、2005・2007・2009・2010・2012・2014年に優勝している。
フェデラーは今年のウィンブルドン決勝でジョコビッチに敗れ、2年連続準優勝に終わり、3年ぶりの優勝とはならなかった。またウィンブルドン歴代最多8度目のタイトル獲得、さらにオープン化以降で最年長優勝の偉業達成をジョコビッチに阻まれている。
両者の頂上決戦はセンターコート 日本時間24日の午前2時(現地23日の13時)に行われる予定。
>>W&Sオープン男子 対戦表<<
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